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白隠フォーラム in 東京 2011(12日16日)レポート

 花園大学国際禅学研究所主催の白隠フォ−ラムに参加させて頂きました。昌福院座禅会から4人、写経会から2人、住職の計7人でした。前回2010年3月5日が初参加でありました。たいへん有意義なフォーラムであったため、今日は座禅会写経会の皆様にも御案内しました。
 開場の少し前、学士会館2Fの会場に到着すると井上眞理子先生が受付けにいらっしゃいましたので早速御挨拶申し上げました。
すぐに芳澤勝弘教授にもお目にかかり、ご挨拶申しあげました。今年5月22日の講演会に小田原にお出まし頂いて以来昌福院の各氏がみんな芳澤勝弘教授のファンになってしまい、何人も手紙やら葉書やら勝手に差し上げていましたので、この半年あまりのいろいろをお話申し上げておりました。別の芳澤勝弘教授の支援者の方々が次ぎ次ぎに来場されましたので失礼しますと、当日司会を担当なさったトーマス・カーシュナー花園大学国際禅学研究所研究員にお会いしました。カーシュナー師は30年前、私がまだ大徳僧堂の雲水であった頃からの既知の大先輩でございます。今年6月の天龍寺研修会でのカーシュナー師のご講演のお話などをさせて頂いておりますと、花園大学の後藤慶裕部長にお目にかかり、天龍寺の永明院國友憲昭和尚、大徳寺大慈院戸田惺山和尚等、芳澤勝弘教授ファミリーの皆様に次ぎ次ぎに御挨拶申し上げました。

 白隠フォーラムは14:00定刻に始まりました。まず司会のトーマス・カ−シュナー師が自己紹介のあと、花園大学・後藤慶裕総務部長の御挨拶があり、早速ヤン・ベッカー研究員のご講演が始まりました。テーマは「欧米人の視点から見た白隠」。ドイツ出身の氏が母国の高校生の時、美術の時間に白隠禅師の「金棒図」を見て以来、白隠禅師に興味を持ち、日本の大学に2年間留学なされ、10年後研究員として花園大学国際禅学研究所に今年来られました。
 ご講演は欧米人が禅と出会う歴史的な流れを中心になされました。それはそれで有意義でしたが、リアルタイムの欧米での白隠禅画の評価や、どの程度認知されているか等知りたい方が多かったように思います。予定の35分はあっという間に終わりました。

 次に芳澤勝弘教授が「白隠と大雅」のご講演がございました。最近発見された大雅の画に白隠が著賛した2点を中心に白隠禅師と大雅堂との関係について熱心なご講演がありました。 今回のご講演の為に白隠・蛻巌(ぜいがん)・大雅の年表を活用し、PCやパワーポイントも駆使し、蛻巌の漢詩等も紹介され、白隠がいかに京都の絵師達や文化人に影響を与えたかとてもよく理解できました。予定を5分オーバーし、40分間内容豊かなご講演でございました。
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半身達磨
白隠の描く達磨図は種々現存しますが、代表的な形が半身達磨です。七十才代を過ぎると一定のパターンを見せ、年を重ねるに従って線は太くやわらかになってきます。
特徴ある形は「白隠達磨」とも呼ばれ、後の禅僧が習って描くようになりました。
肩から太い線で一挙に下がり、逆S時型にカーブし、袖のところで上がる衣紋線(えもんせん)と、達磨の頷の下に「川」字のように描かれる三点が特徴です。
この逆S字の衣紋線と頷下三点が「心」字を表現しているというのが芳澤勝弘教授の理論です。(参考文献 白隠禅画墨跡 解説編)
「白隠禅師の不思議な世界」への誘い
[1] 第1回 芳澤勝弘教授講演会 平成23年5月22日(日)

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  平成23年5月22日(日)11:00〜13:00 
 小田原にある臨済宗大徳寺派の禅寺 昌福院の本堂において、花園大学国際禅学研究所副所長、芳澤勝弘教授の講演会が行われました。
 テーマは「白隠禅師と無文老師」、1時間の御講演のあと小休止をはさみ、東日本大震災に際し、禅や仏教の立場から震災や被災者の方々とどう向き合ったらよいかのご提示がありました。更に質問の時間にはいくつもの質問が向けられました。芳澤教授は要領よく適確ににお答えになり、芳澤教授の深い禅の理解と現代の大衆によく伝わる表現力で約20分質疑応答が続きました。
 最後に白隠禅師が「ういろう売り」の口上にのせて禅が人々をいかにゆたかにするかを示した小田原ゆかりの「見性成仏丸方書(けんしょうじょうぶつがんほうしょ)」の御案内がありました。更に講演会の前後、休けいの時間に、芳澤勝弘先生の著わされた「白隠禅師の不思議な世界」(ウェッジ選書 1470円)のサイン会も開かれました。当日は坐禅会会員、住職の友人の和尚様方の御加担を得て、たいへん充実した講演会となりました。
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[2] 第2回 芳澤勝弘教授講演会 平成24年11月11日(日)[仮]
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 第1回が仏教や禅にふだんなじみの深くない方々にわかるようなたいへん内容豊かな御講演でしたので、好評を得ました。
 そこで平成24年11月11日(日)[仮]、第2回芳澤勝弘教授の講演会が計画されました。第1回の御講演がたいへん好評を得ましたので、第2回が計画されましたが、小田原の皆様の御要望や熱意がありましたら、第3回、第4回と続くものと思われます。
 勿論、小田原以外の方々、昌福院と未だ直接御縁のない方々とも勝縁が結べましたらと思っております。
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[3] 花園大学 国際禅学研究所副所長 芳澤勝弘教授
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 芳澤勝弘教授は、禅文化研究所の主幹の時代から禅仏教、室町時代から江戸時代の禅僧の語録を研究されてきました。  更に、山水画等に添えられた賛(漢詩の形のコメント)と水墨画の関係を中心に研究を続けてこられました。  近年、白隠禅師の著書や関連資料を網羅したものを現代語訳なされ、更に白隠禅師の遺された禅画墨跡を全国に訪ね、四千点にも及ぶ膨大な作品を記録なされました。その中で千五十点を厳選なされ三部の全集にまとめられました。  平成29年の白隠禅師の二百五十年遠忌(おんき)、白隠禅師がおかくれになって二百五十年たった法要に向けてわが国内外で御活躍でございます。
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[4] 第1回白隠禅師禅画墨跡勉強会
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小田原の禅寺・昌福院座禅会では平成23年10月22日(土)白隠禅師禅画墨跡勉強会を小田原市立かもめ図書館にて開催しました。最初、昨年5月静岡市民文化会館大ホールで行われました花園大学 芳澤勝弘教授の「駿河の星 白隠のこころ」と題したご講演のDVDを拝見致しました。
 次に江口文亮住職による白隠作「見性成仏丸方書(けんしょうじょうぶつかんほうしょ)の講話があり、残った時間は3冊組の「白隠禅画墨跡」の1050点ある作品を観賞しました。「白隠禅画墨跡」3冊組は5組用意され、2部屋にわかれてゆっくり拝見することができました。
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[5] 第2回白隠禅師禅画墨跡勉強会
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平成23年5月22日(日)に小田原の禅寺・昌福院で行われた第1回芳澤勝弘教授講演会から平成24年11月11日(日)第2回芳澤勝弘教授講演会に向けまして理解を深めるため第1回白隠禅師禅画墨跡勉強が平成23年10月22日(土)に行われました。
 参加なされた70人余りの方々からたいへん好評を得ましたので第2回が計画されました。平成24年1月21日(土)午前9時開場、9時半開演で第2回白隠禅師禅画墨跡勉強会が小田原市立かもめ図書館にて開催されます。詳しくは昌福院ホームページ、トップページTOPIX3をご覧ください。
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第1部 禅と禅画 ー白隠とその禅画をめぐってー 
                       芳澤勝弘
         
第2部 「鼎談」現代に問いかける禅 
    ●芳澤勝弘 ●松井孝典 ●合原一幸

<帯より>
江戸中期の禅僧、白隠。現代のZENはこの人から始まった!
白隠禅画から読み解く、禅の深奥

WSウェッジ選書 芳澤勝弘[著]
坐禅
毎月第一日曜日、第三日曜日、朝6時より始まります。
坐禅、読経、茶礼、テキスト講読の順で行います。9時頃終了します。参加者のご都合で遅刻、早退、自由です。会費は無料です。都合により、他の日曜日に変更することがございます。

変更は参道掲示板、またはこのホームページにてお知らせいたします。初めてご参加の方はご連絡してからご参加ください。

上記の定期坐禅会以外にも、複数名様でお申し込みいただけましたら臨時の坐禅にも応じます。(会費必要)
坐禅

写経
毎月1日(曜日に関わらず)、午後1時半、午後7時より始まります。
読経、法話、写経、茶礼の順で行います。2時間余りで終了します。
参加者のご都合で遅刻、早退、自由です。会費は無料です。

1月、6月、8月は11日に変更いたします。
都合により変更することがございます。
変更は参道掲示板、またはこのホームページにてお知らせいたします。

はじめてご参加の方はご連絡してからご参加ください。

茶会
4畳向う切り小間、茶庭、10畳広間、食事席、水屋、腰掛待合、スタッフ控室等ございます。 茶会

法話
公演、講座、勉強会ご希望に応じまして出向いたします。
寺院をご利用いただくこともできます。

その他
旅行、お経の会、お焚上げ法要、その他楽しいプランがたくさんございます。

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