小田原 寺院 仏教 相談

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御親化
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山門
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お経
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法話
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本堂前
小松優二の禅寺日記
2011年7月27日前編
今日は江ノ島に遠足に行きました。 前に和尚さんに江ノ島に遠足に行こうと言われた日が来ました。 朝、お寺についてから江ノ島に行く準備をしました。 絶対に汗をかくから着替えをたくさん持っていかないとね( ´∀`)  あと、タオルも絶対必要だ! 額から流れ出る汗をそのままにしていると、着替えが足りなくなるからタオルで拭ける汗は吹いたほうがいいからね(;´∀`)  そして準備が整い、いざ江ノ島へ!江ノ島へ行く途中、初めてのところなのでドキドキワクワクしていると、車の中で和尚さんが「顎が前に出てるから、下にひきなさい。ただでさえ馬鹿なんだから、そういう風にしていると更に馬鹿に見えるよ」と言われました。 いやはや(ノ´∀`*) 無意識にどうやら顎を前に出しているようです( ´∀`)  言われてから意識をして顎を下にひくようにしました。 そして、徐々に江ノ島が見えてきました。 確かに島という漢字が着くだけあって、橋が一つだけ架かっていて少し離れた場所にありました。 その中の駐車場に車を止めようと探しましたが、どこも満車・・・空いていたのは一番奥の駐車場だけでした。 そして、そこに車を止め、無事に江ノ島に着きました。 まず最初に、ここに来る途中、江ノ島水族館があったので、そちらへ行きました。 水族館へ行く途中、歩いていると海水浴をしにきたお兄さんたちの体が僕とは違い、鍛えられていて今の僕の体型と全然違う(;゚Д゚)!と驚きました。 更に歩いていると僕と同じような体型の人が居て、あ!一人くらいはいるよね( ´∀`) と安心した矢先、その人は親子連れのお父さんでした・・・ ん〜親子連れじゃあない人はいないのかな(;´Д`) と思いながら水族館に着きました。

2011年7月20日
今日はお経の練習と走りに行きました。 午前中、作務が書かれたメモをやりました。 参道をやってるだけで額や背中から汗がダクダクと・・・ そして、表庭を掃除する時にはもう、Tシャツが汗でびしょびしょ(;´∀`) そのまま表庭を掃除しても良かったけど、服を変えないと汗のせいでベトベトしてるし、下手したら風邪をひいちゃうからね( ´∀`)  午後からはお経の練習を先にやりました。 木魚を叩くのが遅い時があるので、CDを流しながら木魚を叩いて、お経と木魚の叩かれている音が同時に重なり合っているのかを、耳で確認しながら練習をしました。 ん〜なかなか合わせながら木魚を叩くのは難しいなぁ(-_-;) と思いながら練習を続けました。 そして、納得できるまで練習をして、その後は砂浜に走りに行きました。 夏の太陽がジリジリと暑い・・・(;´∀`)  しかも風は生暖かい・・・本格的に夏ですな( ´∀`) と思いながら水分補給を忘れずに、砂浜の上を走りました。 そして、時間が近づいて来たので、そろそろお寺に戻ることにしました。 お寺に戻ると和尚さんから「今度、江ノ島に遠足に行こう」と言われて、おぉ!江ノ島!?初めて行くところだ! どんな所なんだろうなー( ´∀`)ワクワクドキドキ と凄く楽しみです(・∀・)

2011年7月11日
今日はお経の練習を中心にやりました。 朝、作務が書かれたメモをやりました。 最初のほうと比べると全然掃除の終わる時間が違うので、もう大分掃除の仕方も慣れてきたかな(´∀`) と思いながら掃除を終わらせしました。 そして、午後になってからは本堂でお経の練習をやりました。 般若心経は何も節が付かずに唱えられるのですが、どうも消災呪はおかしな節が付いてしまう・・・(-_-;)   ICレコーダーに録音すると、もうどこに変な節が付いてるのかが一発で分かる・・・ ん〜どこにも節など付けて唱えていないんだけどな〜(;´∀`)  喋り方?に、もうそういう風に変な節が付いてしまっているのか、無意識に付けてるのかな(-_-;) と思いました。 『このまま唱えると、変な節が付いたまま覚えてしまう』と和尚さんに言われていので、まだ消災呪はまだ唱えられない・・・。 早く唱えられるようにCDを何回も聞いて、変な節が付かないようにしたいです。 その後は、延命十句観音経・白隠禅師坐禅和讃を練習しました。 延命十句観音経と坐禅和讃には唱えても、節が付かないので般若心経と同じように練習が出来ました。

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2011年7月5日
今日は午前中の作務が終わってから走りに行きました。 朝、作務がかかれたメモをやりました。 お昼になり、和尚さんに「今日は体力増強と痩せるために海岸を走ってきなさい」と言われ、おぉ!七月最初の走りだ!脱水症状にならないように気を付けながら走りに行こう(`・ω・´) と心に決めてから、走りに行く準備をしました。     そして、いざ走りに海岸に着くと、夏の暖かさと風が多少ありました。      もう夏が来たかぁ( ´∀`) と走る前に海を見ながら思いました。     そこには僕と同じで体を鍛えている人がいたり、釣りをしている人がちらほらいました。     そして、少しだけ深呼吸をして軽く走り出しました。     急に全力で走ると脱水症状やら暑さでバテてしまうからね。     そして、途中倒れないように日陰に入って休憩したり、水分をとってから少ししてまた走りに行きました。     砂浜だとあまり膝に負担が掛からないからいいね(*´∀`*) でも、多少走りにくいけどね(;´∀`)      そして、時間が来たのでお寺に帰りました。     いや〜、凄く良い汗をかいたぞ!Tシャツがもう汗で凄いことに(;´∀`) その後、風邪を引かないようにしっかりと汗を拭いて帰りました。     少しは体力がつき、痩せたかな?( ´∀`)

2011年6月29日
今日は大雄山へ遠足に行きました。 大施餓鬼も終わってお経の練習をしていたら和尚さんから明日、大雄山に遠足に行こうと言われ、おぉ!!遠足だ!やった(*´∀`*)とワクワクしました。 そして、今日、その大雄山へ行ってきました。 どんなところだろうとワクワクしていたら車の中で急に和尚さんが十仏名を唱えて、僕に今行ったお経を唱えなさいといわれました。 えぇー!!急にそんなむちゃぶりは無理ですよ〜!回転の悪い頭をフル回転させてみるが案の定全然だめ・・・そのあとも大雄山につくまでそれが続いて何回も怒られました。 そして大雄山に着いていろいろと建物を見ながら歩いていると急にまた和尚さんから十仏名を唱えなさいと言われました。 スキがあれば言われるので油断大敵です。 前にも同じことがあったような・・・ そして最後は奥の院に上がる階段ではもうバテバテ( ´Д`)=3 和尚さんは身軽に登っていくが僕はもう両膝に手を乗せて息を切らしながら登っていきました。 途中限界の為へ垂れこみそうになると、和尚さんに「休んじゃだめ」って言われましたが、こちらはもう限界体力が全然ないことを実感しました。 そして、奥の院につきました。     そこで段々の隅で和尚さんは大の字になって僕は腰を蹴けて森の中を見てました。     風が気持ちよくてよかったです。     少し休んでから帰ることにしました。    帰る途中まだ見てない建物があったのでそちらを見て中でお経をあげて帰ってきました。     帰りの途中、車の中で和尚さんが十仏名を唱えなさいといわれ、これまた唱えられずに怒られました。     その後お寺に戻り十仏名が書かれた経本で練習をしました。

2011年6月23日後編
ついに始まった・・・ドキドキと不安でいっぱいだ(;´Д`) 前もって和尚さんに聞いといた席に着く、この時に気持ちを落ち着かせていた。 もう心臓バクバクだよぉ(-_-;) 始まってから20分位したら突風が吹いて灯籠が倒れた。凄い風だな(;゚Д゚) と思いながらも、なぜかドキドキしていたのがちょっと和らげた感じがした。 そうこうしているとお経(甘露門)になり、他の和尚さん達が一人一人前に出て、水向けと洗米をまきに行きました。 ついにこの時が来た((((;゚Д゚)))) また不安が高まりました。 練習をたくさんしてきたから大丈夫だとしても不安です(´Д`)  他の和尚さん達の動作を見て、頭の中でイメージしながら自分の番が来るのを待ちました。 そして自分の番が来た(;゚Д゚) 頭の中で動作を確認しつつ、間違えないようにやっていきましたが、途中頭の中が一瞬真っ白になりながらもなんとか間違えず?に出来たので良かったです。 ( ´Д`) その後、もう出番はないから一安心だな( ´ー`) と思ってたら、急に他の和尚さん達が一斉に立ち上がり、え!?なになに?!Σ(゚д゚lll) とびっくりしながら少し遅れて立ちました、何をするか全くわからないで焦っていると、隣の和尚さんに椅子を奥に動かすように言われて慌てて動かしました。 まさかのサプライズ!この事は聞いていなかったのでパニック。 その後も、まだ何かあるのではないか?と思いながら、ドキドキがとまらなかったです。 どうやら檀家さんがお焼香をするのに狭くて通れないからちょっと椅子をずらしておくためだったみたいです。 檀家さんのお焼香が終わると、また椅子を元の位置に戻しました。 ふぅ、これでもう何のないかな?と思っていると、お経が終わり和尚さん達が一人一人帰っていくので、練習をしておいた通りタイミングを間違えないように後に続きました。 典座に戻ってきてやっと緊張と不安がなくなりました。 どっと疲れたよ(´Д`)  でも無事に大きな失敗もなく終わったので良かったです( ´∀`)  でもまさか半年もたってないのに2つもの大きな行事に出るとは・・・この先どうなることやら((((;゚Д゚))))
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2011年6月23日前編
今日は大施餓鬼当日・・・。  うわぁ〜ついにこの日が来たかぁ〜・・・。  すっごく緊張と不安でいっぱいです(-_-;) 多分和尚さんはそれ以上だと思います(;´∀`)。   和尚さん、ごめんなさい。   今日は朝、少し早く来て見たら、スタッフの方と初めてお会いした役員さん?がいて、あれ?( ゚Д゚) っと一瞬ハテナマークが頭の上に出てきて、緊張が一瞬なくなりました( ´∀`)。   でもすぐに戻ったけどね(-_-;)。   そしてご挨拶は忙しかったからかそのまま流れました。  少ししてから遠方からいらっしゃったお客様に出す料理を作って食べました。  ん〜緊張してて余り入らないけど食べないと力が出ないって言うからな(;´∀`)そう思いながら頂きました。  そのあと少ししてから遠方からお客様がいらっしゃったので料理を作り、出したりしていると時間が少しずつ本番に近づいてきました。  うわぁ・・・あと1時間くらいで本番だよ(;´∀`) どうしよう失敗したら・・・。  大施餓鬼の1時間前から和尚さんの法話が始まりました。  和尚さんと離れていると、チョット不安。  それに今日お越しになっていて、知っている和尚さんが少なくてそれ以外の他の和尚さんとは初めてだよ・・・。  おいおいおい、めっちゃくちゃ緊張するじゃん(-_-;)。   でも今のところまだ頭の中は真っ白じゃないからほんの少しだけ安心???(;;´∀`) っと思っているだけ開山忌と比べると多少?(いや、極小?)余裕みたいなものがあるのかな?ないと思うけど(-_-;)。   そしてそろそろ本番が近づいてきたので和尚さんに「そろそろ衣に着替えな」と言われ、部屋を聞いたら開山忌の時うさぎの様に怯えながら着替えたあの部屋に通されました。  まさか予想はしてたけどここだったとは・・・でも、今日はもう他の和尚さんは着替えてたので誰もいませんでした( ´∀`)。   唯一の救い??というのですかね(;´∀`) そして少ししたら和尚さんから「そろそろ始まるぞ」と言われて、ついに始まるか・・・深呼吸、深呼吸(-_-;)と心の中で唱えながら落ち着かせました。  ついに大施餓鬼が始まります。

2011年6月25日
今日は大施餓鬼の練習最終日です。 ついに明日本番かぁ(´Д`) 凄く不安です・・・ 前回の開山忌は頭の中が真っ白になりながらも、なんとか出来たからいいけど今回はどうなるか分かりません・・・ 失敗したら凄く怒られそうだ((((;゚Д゚))))  そうならないためにも、今日が最後の練習だから一つ一つ確認しながら確実に体に覚えさせないとΣс(゚Д゚с。  午前中は参道や表庭の掃除をしながら頭の中で本番のイメージ練習をしていました。  そして午後になり、早速練習をしていると、ちょうどそこに飛田さんがいらっしゃったので練習に付き合ってもらいました。  頭の中では完璧??に出来ているのに、実際に動いて洗米や水向けに行くと途中一箇所間違えたりしてしまう・・・。  明日本番なのにヤバイ!このままでは皆の注目と和尚さんから怒られてしまう((((;゚Д゚)))) と思いながら間違えたところを凄く意識しながら練習をしました。  あと、水向けや洗米に行く途中に机?がもう一つあるのですが、その机に衣の袖?が引っ掛からないかとヒヤヒヤしながらその横を通る緊張もあり、一回練習するのにも結構神経を使います(´Д`)   そして、練習に付き合ってもらった飛田さんは相変わらず合図を出さないと動きません(;´∀`)   まぁ飛田さんは実際に出ないからいいけど僕は出るから出忘れたり出来ない(-_-;)。   でも、飛田さん合図が出来るということは、次に出るのは僕の番だな( ゚Д゚) と認識が出来る為にもなってるのでありがたいです( ´∀`)。   ついに明日本番です・・・すっごく不安と緊張でいっぱいです。

2011年6月19日
今日も大施餓鬼の練習をしました。  お寺に来て3ヶ月が経ちましたが、まだ慣れていません(-_-;) というか、なかなか慣れません(;´Д`)。   お寺という場所自体昔から余り行かないところなので緊張の毎日です。  午前中はメモに書かれた作務をしました。  そして午後から、大施餓鬼の練習をしました。  僕のやることは本堂の外に置いてある大きな机?「施餓鬼棚」のところで水向けと洗米を撒いて餓鬼に供養するというのをやります。  餓鬼は落ちた生米しか食べられないので洗米を7粒くらいをその大きな机の上で撒きます。  水は草の葉で濡らしたやつを洗米と同じように机の上で撒きます。  その動作を和尚さんに聞いて練習をしていると、和尚さんは「飛田さんも良かったら手伝ってくれませんか?」と言いました。  飛田さんはここ最近、時間ができたら昌福院に通いに来て、座禅とお経をあげに来ている人です。  そして飛田さんに練習に加わっていただき、二人で練習をしました。  飛田さんには「ここが唱えられたら前に出て下さい」と説明・・・説明下手な僕が説明してるから伝わってくれたらいいな(;´Д`) と思いながらやりました。  僕は前から練習をしていたので、だいたいここで僕は出るのかな〜(・ω・ ) と思いながら、お経の本を見ながら練習・・・  そして飛田さんの番が来たのですが飛田さんが動かず・・・あれ?と思いながら「飛田さん、今です」と合図を送って練習に付き合ってもらいました。  やっぱり僕の説明が伝わってなかったのか・・・(;゚Д゚)と改めて反省しました。  飛田さんにも加わっていただいたので大体のイメージがつきました( ´∀`)   本番まで練習を続けようと思います。

2011年6月12日
今日は和尚さんが帰ってきます( ´∀`)いや〜長かった・・・。  他の人はそうでもないと思うかもしれないけど、僕にとってはすごい長い日だった気がする・・・。  午前中和尚さんが帰ってくるまで参道と表庭を掃除しました。  ホウキの向きは今ではもう意識をしなくても無意識に向きを変えて掃いています。  あれからホウキを手にとっては心の中で、向きに気をつけて・・・向きに気をつけて・・・と唱えながら掃除をしていたので、今ではもう唱えなくても無意識にできるようになりました( ´∀`)。  意識(少し?)だけでも積み重ねていけば体に染み付いてきたので良かったです(^Д^)   そして和尚さんが帰ってくるまで典座でお経の練習。  途中典座と本堂の行き来をしながら安全確認( ´∀`) そうしていると和尚さんが帰ってきました。  ここでやっと緊張と不安が一気に解けました。  約2週間くらい?よく頑張ったと思う・・・。  ほかの人にとってはそうでもなくても留守番が苦手な僕にとっては凄く頑張った。  緊張と不安が解けた瞬間、和尚さんから衝撃なことを聞きました。  「今度の大施餓鬼に出てもらうからね」・・・え?大施餓鬼?それもまた開山忌と同じ?!いやいやいや、前にも言いましたが、それもまた大切な行事なんではないんですか和尚さん!?((((;゚Д゚))))  そんな行事に僕をまた出して大丈夫なんですか!?と心の中で叫びました(;´∀`)  明日から大施餓鬼の練習を始めます・・・一難去ってまた一難とはこういうことですか・・・フへェ  大丈夫かな〜(;´Д`)

2011年6月5日
今日も朝から僕一人・・・不安でいっぱいです(;´Д`)  また誰か来たらどうしよう・・・ 下手な対応をしたらまずいだろうなぁ((((;゚Д゚)))) ってもう下手な対応になってたかもしれない(´Д⊂ヽ。   でも唯一の救いは電話は転送になってるから、電話嫌いな僕にはすっっごく安心です(^Д^)   今日も午前中は参道や表庭を掃除しました。  あの日以来、ホウキの向きに気をつけながら掃除するのは大変です。  まだ慣れてないのか無意識に掃いていて途中で、あっ!向きが傾いてしまう(;゚Д゚)と気づいては、ホウキの向きを変えて掃除しています。  今度からはホウキを手にしたら向きを気にする癖をつけなければ、また怒られてしまう・・・でもそれを覚えていることが出来るかが不安です(;´∀`)   そして、掃除を終えてからは典座でお経の練習をしました。  一人だと凄く不安です(;´Д`) なので30分くらい経っては、典座から本堂にかけて何か異常はないか見回りをし、更に指差し確認をしました。  僕は忘れることが多々あるので指差し確認をしないと安心ができません(-_-;)。  だって何かあったら嫌だし、忘れてたらまずいからね。  といっても、それでも忘れたりすることがあって和尚さんに怒られてしまうことがあります。  でも、指差し確認をしているので多少減ったと思います。  そしてそのまま時間が過ぎていき、今日は誰も来なかったので寂しい気持ちと安心が五分五分でした( ´∀`)   でも和尚さんが帰ってくるまで、まだ日があるので不安は消えません(;´Д`)早く和尚さん帰ってこないかな〜。

2011年6月1日
今日から一人でお留守番・・・ドキドキハラハラです(;´Д`)  朝、メモに書かれた作務をやりました。  そのあとは典座(台所のことです)でお経を聞きながらお留守番・・・  誰が来てもわかるように玄関に注意しながらお経を聞いていました。  一人だと凄く不安なので30分ごとに本堂に行って見回っていました。  だって、留守番中になにかあったら嫌だからね( ´∀`)  本堂で主に確認するのはロウソクの火です。  知らない間に火事になってたら洒落にならないからね(;´∀`)  そして、時間が来るまで本堂と典座でお経の練習の繰り返し・・・  この間もずっとドキドキハラハラ(゚Д゚;)  そうしていると、いつの間にか夕方になりました。  本堂から閉め、次に典座の確認・・・をしようと思ったけど、また本堂に戻り、再度確認。  それを2〜3回繰り返しました。  しっかりと戸締りが出来てなかったらマズイ(-_-;)  そして、典座は2回ほど確認して玄関の戸締りをしました。  玄関も閉じては開くかどうかマタマタ確かめました。  やりすぎかもしれないけど、凄く不安だから仕方なーい(><)!!!  そしてやっと1日が終わりました。  あと10日間お留守番、緊張と不安は消えません・・・(;´Д`)  それでも元気を出して「おやすみなさ〜い」
今月のミニ法話
       三つのお布施(財施・無財施・法施)

   [5]仏祖のお布施
 釈尊在世の頃、説法中に眠ってしまったお弟子がいました。釈尊から注意を受けたその弟子は恥じ入り「私は一生眠らない」と誓い、ついにその眼が盲てしまいました。 ある時盲目の弟子は自分のお袈裟を補修しようとしましたが、針に糸が通りません。そこで「誰かこの針に糸を通してくださいませんか。」と頼みます。その時「私がさせてもらいましょう。」と声がしました。釈尊でした。 まさか尊師にお頼みもできず、当然固辞します。釈尊はおっしゃいます。「そなたは誤解していますね。私は衆生一人一人の幸福を願って法を説き行じています。今そなたの役立つことがあって、何でそれを避けられましょうか。」こうおっしゃって針に糸を通されました。釈尊のひとときの捨身施でした。 聖者はどんな小さな行もおろそかにはなされませんでした。
 大燈国師は後醍醐天皇、花園上皇の南北両朝の天子様から尊敬され禅の指導を請われた大徳寺の開山様です。大燈国師の末後が近づいた時、後醍醐天皇の指導には大現国師徹翁和尚を、花園上皇の指導には関山国師を指示されました。 花園上皇の離宮(別荘)は、上皇の発願で正法山妙心寺という禅寺に改められました。命名は大燈国師です。
 妙心寺関山国師のお話です。離宮とは名ばかりで、雨もりがする補修のされない寺でした。ある時関山国師を慕う信者様が屋根の修履を発願され取次の雲水に申し出ます。その雲水はたいへん喜んで「老師様、屋根が改修されます。」と伝えました。 これを聞いた関山国師は、その雲水を破門されます。なぜでしょう。本来、この発願者の信心、布施の気持を尊ぶべきでした。布施の 決意は尊いことです。意思はあってもなかなか行動できない。それが普通ですのに、この信者様は決意を申し出られました。この財施迄にどれ程の精進と仏道修行があったことでしょう。その誠意、信心、精進等のご修行を尊ぶべき処を、結果の「屋根がなおる」ことを喜んだ雲水の破門は当然のことです。 布施の真意を知る尊い教えです。
 江戸末期、鎌倉の円覚寺に誠拙和尚という方がいらっしゃいました。ある時誠拙和尚の高徳を慕う江戸で大きく商いをする信者様が三門の寄進を申し出ます。それをお許しになった誠拙和尚に、主人の代理の番頭が建立の資金を持参します。本山の三門ですからたいへんな金額です。番頭はきっと和尚が大喜びをしてくださるだろうと思っていたのですが 、和尚は淡々と受取るだけでした。番頭の報告を聞いた主人がいぶかしく思い、後日自ら和尚を訪ねます。やはり番頭の言うとうりでした。 言葉にはだしませんでしたが、心の中で少し残念に思いました。和尚はそこを見抜き「お前、お礼を言って欲しいのか。」 驚く主人に向って和尚はこう言います。お前が徳を積んでお前が幸福になるのに何でワシが礼を言うのだ。本来布施行は自分の為にする行です。もちろん皆様の幸福を願っての行ですが、あくまで自分の為の行です。

禅語の楽しみ
     <<柳緑花紅(やなぎはみどりはなはくれない)>>

出典 東坡詩集(とうばししゅう)中国北宋時代の東坡(蘇軾・そしょく)は「柳は緑、花は紅、真面目(しんめんもく)」とよんだ。自然のあらゆるものが、そのままで真如を表現している。同じ内容に山川草木悉皆成仏〔さんせんそうもくしっかいじょうぶつ・さんせんそうもくことごとくみなじょうぶつす〕溪声便是広長舌・山色豈非清浄身(東坡禅喜集)〔けいせいすなわちこれこうちょうぜつ・さんしょくあにしょうじょうしんにあらざらんや〕北宋・蘇東坡は東林寺の常総禅師に参禅し、山川草木等、無生物の声を聞けと迫る。蘇東坡は坐禅工夫するがこの公案が透(とう)らない。失意のまま寺を下りる途中、谷川の流れを聞いて忽然と悟って、溪声便是広長舌・山色豈非清浄身・夜来八方四千偈(やらいはちまんしせんのげ)・他日如何挙似人(たじついかんがひとにこじせん)

仏教語の解説
          倶舎論

チベット等で学践されている初期仏教入門書。 倶舎とは入れ物(蔵)の意。 日本仏教でも仏教の基礎分野。 心理分析心所法・煩悩論・分別・根品。 倶舎論は世親(バスバンドゥ、5世紀)の著・阿毘達磨倶舎論(あびだるまくしゃろん)のこと。  仏教的宇宙観。十界・上天・中天・下天(信長の敦盛の中の仏教観)。  女三界に家なし。  金輪際。  小乗から大乗への移転の基礎。  三蔵(経蔵・律蔵・論蔵)。須弥山と虚空と四海。

          毘婆娑論

インド龍樹尊者の「大毘婆娑論」のこと。  又「十往毘婆娑論」ともいう。  龍樹尊者が阿弥陀仏を讃嘆する内容があり、浄土宗・浄土真宗では西方浄土への易行(念仏・信心)の為、この経典が重要とされた。  同様に浄土宗で支持された経典に大智度論・曇鸞和尚(どんらんかしょう)の「往生論註」がある。

          往生論註

六世紀、中国の曇鸞がインドの世親の「往生論」を註釈した書である。 「願生」について…有限の身でありながら、無限の功徳を示す教え。 天親菩薩の言われる「願生」とは以下のとうり。 凡人が実体と思っている「衆生(大衆)」や実体と考えている「生死(人が生まれ死ぬこと、悩み苦しみ)」は本来存在せず、実体がなく大空のようなもの。 あらゆるものは因縁によって生ずるものであるから、もとより実体として生ずるのでなく、仮に今はそのような形や色に見えるだけで、その実体は特定できないという考え方。

こんなときはどう考えますか?
前月よりつづく

なぜ私だけが嫌な思いをするのですか?

誰もが悪行など作りたくはないのですが、自確がないまま悪行を作ることもあります。
では、その業のもと、行為とはなんでしょうか?
仏教では三つの方法で行為を行うと考えています。
 @体でする行為「身」
 A言葉を使ってする行為「口」
 B心に思い描く行為「意」
三つまとめて「身口意(しん・く・い)」と呼んでいます。

私たちは気付かずに悪行を作ってしまう場合があります。気がつかないのですから確認できていません。
だから極力善業を作る(徳を積む)必要があります。それでも除けない悪行があります。

もし全く身に覚えのない誹謗中傷をされた時、私の悪行は私を誹謗中傷する人が代わりに引き受けてくださる。
相手の身勝手で私が害される場合も同じことです。仏教ではそう考えます。
自分にとって最も嫌な人間が自分の悪行を引き取ってくださる救世主だと考えます。
そうやって悪行は私から私を害する人間へ移ってゆきます。

私たちはできるだけ、悪業を作らないように、率先して得を積むように生きることが、私の幸せであり私のまわりの人々の幸せなのです。
それでも無意識のうちに前世・前々世に作ってしまった悪業や祖先の悪業を引き受けてくださる人がいることは
ありがたいことです。

私を害する人よ、ありがとう。

昌福院の年間行事予定
 1月
   1日 除夜の鐘に引き続き 朝課   十六善神祈祷  総茶礼
      年賀問候受(初詣)
   2日 年賀問候受(初詣)
   3日 年賀問候受(初詣)
   下旬 お経の会
 
 2月
   昌福稲荷初午大祭
   涅槃会(ねはんえ)
 
 3月
   18日〜春季彼岸会
 
 4月
   下旬 古塔婆 古位牌 お焚き上げ
 
 5月
   23日 開山忌
 
 6月
   23日 山門大施餓鬼会
   上旬 古塔婆 古位牌 お焚き上げ
 
 7月
   13日〜15日 盂蘭盆会 棚経 夜6:45 灯篭供養
                    (小雨決行・雨天中止)
 9月
   20日〜 秋季彼岸会 

 10月
   下旬 古塔婆 古位牌 お焚き上げ

 11月
   21日〜22日 大本山大徳寺 開山忌 京都旅行

 12月
   31日 夜11:30分 除夜の鐘

 
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